普通回顧するのはカメラだと思うが、レンズを回顧してみる。
■Canon FD 50mm F1.4
自分のカメラを持ったのは、1974年中学1年生のとき。Canon FTbを中古で買ってもらった。それについてたレンズが、これだった。Canonはこのレンズのカラーバランスを標準としており、他のレンズはカラーバランスが50mmと同じになるように設計されていた。しばらくしてシグマの300mm F5.6を中古で買うが、撮影は専ら50mmだった。この画質・画角が自分の標準値になる。
■CONTAX Distagon 35mm F1.4
■CONTAX Macro Plannar 100mm F2.8
1987年会社員になった時、カメラ一式を購入した。レンズ8本の中で特に気に入ってたのが、35mmと100mm。麻薬的に溶けるボケと、ピントが合ったとこの醒めるような繊細さが良かった。35mm, 100mmで撮った写真を添付しておく。尚、披露できないが、絞り開放の35mmで撮った美人は麻薬的に美しかった♡
■球面Summilux 35mm f1.4
2006年にLeica M8をgetした際に、「撮るライカⅠ・Ⅱ」(神立直樹著)にすっかり嵌り、標準画角のレンズとして購入した。絞り開放時の繊細かつ幻想的な柔らかさが何とも言えないレンズ。製造が新しいものはコーティングが違うということで、2008年に2本目を購入。以来ずっとこれを愛用している。これも作例を添付しておく。
■沈胴Summicron 50mm f2
2000年頃から食べログに投稿するようになり、料理の写真を撮るのが日常茶飯事になっていた。様々なレンズで料理を撮ってきたが、今一番気に入ってるのがこれ。ピントが合ってるとこの繊細さとコッテリ感が何とも言えない。2010年にM9を買う際に、接写アダプターのSOMKYと共にgetした。料理の撮影では被写界深度を確保するために絞り5.6以上が欲しいが、店の中は暗いので高いISO感度が必要になる。M9は最高ISO感度が6400なので、絞り4で撮っていた。料理の写真を撮るときだけSONY α7RⅡを使ったこともあった。2017年にM10を購入して、5.6まで絞って撮れるようになった。M11で撮った料理の写真を添付しておく。
■Summilux 75mm f1.4
2006年にM8を購入した際に、getした。それよりずっと前に、雑誌のコンテスト写真で、紫の花をつけたカーリーヘアの女性の作例が気に入ってた。このレンズで撮られた作品だった。これと35mmで撮った夙川の秋の作例を最後につけておく。
CONTAX Distagon 35mm f1.4, Velvia50
CONTAX Macro Plannar 100mm f2.8, Velvia50
球面Summilux 35mm f1.4 titan, M9
沈胴Summicron 50mm f2, M11
Summilux 75mm f1.4, M11
球面Summilux 35mm f1.4 titan, M11